日常

普通の日

それが最高

特別な日、それも最高

でもやっぱり何気ない普通の日の喜びはいい

月曜休みがちの次男は今日もきっちり学校をお休みし

久しぶりに予定をキャンセルして家にいるわたし

この頃忙しくてできなかった掃除、洗濯、をゆっくり丁寧にやって行く

今日はシーツなども洗って

でもなんだかやる気が出ない、淡々と家事をこなす日

「なんか今日やる気でないねぇ」と言いながらジャニス・ジョプリンをどんだけでもリピートしてゆっくりお掃除しながらしっかり横道に逸れて行く

次男が興味を示したアコースティックギターを久しぶりにチューニングして、ブルーハーツの「リンダリンダ」なんか弾き語っちゃって、次は「情熱の薔薇」も歌っちゃおうかな、と言ったらもういいとのお断りが入る

子供のゲーム用のインカムでドモホルンリンクルの受付ごっこ、夢グループのDVDプレーヤー申込み受付ごっこをしてバカやって笑った日

しばらくすると学校へ行っていた長男が戻り、夕方辺り出掛けていた夫が帰宅した

本当に何でもない日だけど、なんだかいいね

 

プアン/友達と呼ばせて

もう一度観たかった映画

 今朝キッチンでスマホを手に、何気なく上映日を確認するとなんと本日まで

すぐに家を出ればギリギリ間に合う、そしてちょうど出勤前に見終わる
と慌てて出発

結局時間読み間違えて仕事には遅刻してしまったけど
 
今もまだあの感動が胸に…
下記、先月初めて観たときのインスタより転

~プアン/友だちと呼ばせて~
衝撃覚めやらぬレイトショーの帰り道
 
思春期の頃、テープが擦り切れるほど見たウォン・カーウァイ作品
恋する惑星」そして「天使の涙
 
あれからうん十年、今回ウォン氏は総指揮だそうで、脚本監督は彼が惚れ抜いたというバズ・プーンピリヤ氏
 
音楽、映像、構成、
圧倒的なエモーショナル美学漂う世界観
 
あまりのすごさに言葉が出ない…
もう凄まじいまでの天才集団だ
 
この脚本を、世の中の一体誰がこの様なセンスで魅せることができるのか…
ウォン・カーウァイ氏しかいないように思う…
あぁどうしたらそんな人間になれるの?…ほんとうに同じ人間なのですよね?
と胸を焦がすような想いを巡らせながらの、最後まさかの深いメッセージ
 
20年前に初めて見た作品の衝撃より
遥かに凄かった
それは私が大人になったからだけではないと思う
 
#あのシンプルなストーリーの中に 
#この様なメッセージがあろうとは… 
#はっきり言葉にしているわけではないけれど 
#見終わると 
#人生への珠玉のメッセージ 
#エールであることが分かる 
#きっとエンドロールあたりでみんなそれを体感したのではないかと思う 
#凄かった…
 
今回、余命宣告を受けた1人の青年の過去 
というのがこの物語を貫く一本の水脈となっている 
病気に関するシーンはほとんどないけれど …
 
私の兄も40歳で亡くなった
最初に医師から余命を聞いたのは妹の私
余りの時間の短さに本人に言わないであげたいと懇願するも
「若いからこそ残された時間をどうするのか、自分で選択するために言わなければならない」とのことだった。
 
兄の人生も色々大変なことがあったけれど、亡くなって全てが感謝へと昇華されたように思っていた。
けれど私の中でほんの少しだけ何かが残っていたようだと今日気がついた。
そしてそれが本当に感謝へと昇華された。
そんな映画だった。
 
エンディング曲がこの映画の全てを物語っていた
 
~nobodyknows~
 
今日を生きよう
過ちを犯したっていい
 
誰が勝者で 誰が敗者か
誰も知らないだろう
 
きっとまた会える
来世で会おう
 
~和訳より~
 
プアン友だちと呼ばせて
素晴らしい作品に感謝&合掌

真夜中のひとりごと

今、期間限定ショップで大福などを販売している

 

そこの経営陣が今まで出会った中で一番素敵な経営陣だったことをまずはご紹介したい。

大福、と聞くとおじいさんかおばあさんが経営しているかと思いきや、びっくり若い4人兄妹が経営していた。

ちなみに会長のお父様は高齢でもまだご健在だそうだ。

その4兄妹。

上2人は男(一番上の社長は50歳、すしざんまいの社長そっくりだ!)
下2人が女、(この姉妹も7歳差なので一番下の次女はみんなに愛され大切に育ったことが分かる天使のようなお方だ。※それでも三人の子持ちだという)

この女性陣が凄まじい朗らかさでお店を運営しているのだ!

私が店に入った次の日から
「あとは任せますね!適当にみたらしとか作って出してOKなんで!任せます~ありがとうございます~♡」

いうてそそくさと帰宅された。少しのためらいもなく爽やかだ。

兄妹間の電話を聞くと
「あ~今大丈夫?ごめんね♡忙しいのにい〇〇なんだけどさ、全然足りなくってぇ。あ、そう?やってくれる?わ~ありがと~♡ごめんね忙しいのに~うんうんありがとうね!じゃね!ありがと~♡」ガチャッ


とにかく、ありがとうから始まりごめんね挟んでありがとう終わる。
これを兄妹間でやってのけるハイレベル仏感。

更に夕方のバイトはJKなので寝てて来なかったりするが一切咎めず自分が飛んできて「も~う寝ちゃったんだ~しょーがないなあ許すか♡」ってすぐ許す。

わたしなんざ引継ぎミス、大福置き去り事件、この2週間で散々やらかしてるのに、さすがに「気をつけてくださいね!」言われるけど全然嫌味がない(何回もやってごめんさんや♡)

そしてここで知り合って週6一緒に入ってる私の相方と
「ホント素敵な人たちだよね~、朗らかさんだよね~すごいすご~い!」と夢グループばりの感動をしているのである。ほいでカウンター内で電話の真似とかして、私達だったら、俺のミスはお前のミス、お前のミスはお前のミスいうてるわ~ひゃっひゃっひゃいうて悪魔の笑いをしてるのだ。

更に日中暇なので私達はしゃべり続ける。最近私は、ホストクラブのYOUTUBEチャンネル「ローランドショー」がお気に入りで寝る間を惜しんで見ているのでローランドさんと黒崎店長の魅力を語り続ける。
「ローランドさんのホストクラブで黒崎店長指名してみたいのね…でも大福一個150円売ってるのね…行けそうもないのね…」と肩を落としては励まされたりしている。

はたまたずっと年上男性しか興味がなかった私なのに最近年下の男がかわいくなってきてる。と話したら「わかる~!」との相方は年下の韓流アイドル好きでそのグループにバイト代の全てを継ぎこんでいるというのだ。
(ちなみに高2のJKの娘を持つママさん)

そして結局「私達、母性の行き場がないのかも…」という結論になり、団子作り担当の私は、業務用みたらし団子のタレの大袋を抱えて
「は~い、うちの子なんですう♡もう最近オイタしちゃう年頃になってもう大変!でもかわいくって♡」と言うと
相方「あら~!かわいこちゃんねぇ!ほれほれほれほれ~」いうてタレの袋を赤ちゃんに見立てて遊んだりしている。

この相方も結構おヤバメのお方で天使さんに「甘いものお好きですか?」って聞かれて「嫌いです」いうてるの聞いてこっわ~言い方!やっば~と思っていたけど私も私で、
最近まで店名を勘違いして覚えてて「マルタさんで働けて幸せです~う♡」
いうたら天使ちゃんが「え?うち、店名違いますよ!?」いうてここの看板に大きく平仮名で書いてありますよね?言われて確かに袋にも大きく書いてある店名を全然違う店名(なぜかマルタ)だと勘違いしてあと残り4日で気が付く始末。テヘッ。
それを陰で聞いていた相方がお腹を抱えて笑っていた。

あぁこんなにも楽しい職場が…あと4日なんて…寂しいな…。週6も入ってたので余計だよ。

最終日は二人でお疲れ様会でもやろうかね♡

警備室に掛けられた呪い

~体調の優れない方、閲覧注意~

私はひとつの仕事を長くできない
なのにひとつのことしかできない
ということで販売の短期バイトをちょこちょこ入れることに落ち着いている
 
そして先月…
 
1週間地方の酒販売をしていた時のこと
開始日から半ばを過ぎようようとしたある日
社員の人がこんなことを言ってきた
 
「ごめん明日だけ我慢して」
 
「へ?我慢?」
 
聞けば社員やバイト仲間に疎ましく思われているおばさんがいる
入れたくないがどうしても人が足らないため3日間入っている
私は明日までなので1日だけ我慢してくれということだった
 
どんなおばさんなのか聞いても
 
会ってみればわかる
 
とのことだった
 
こっわ~

翌日そのおばさんは文句からご入場
「あ!はじめまして!も~う!このディスプレイだれがやったの!?きっと◎◎さんだ!あ~あの人だめだめ!全然仕事できない!◎◎さんだめ!」
 
「!」
 
その話し方、その立ち居振舞い
私は瞬時にカオスおばさんであることを察知したその証拠に…
 
名探偵コナン風にどうぞ)
 
今回この店舗は駅ビル内での出店だ!
早番、遅番各1名体勢だ!
そして両替機は午後からの始動だ!
これは誰もが知る基本のキ情報だ!
 
更におばさんこの場所は3回目のベテランだというそれなのに…
 
翌日朝番の私が出勤するとレジ金の釣り銭が全部1000円札に刷り変わっている
 
「!!」
 
えっと~1円玉とかどこいった?
まもなく駅ビルはオープンしてしまうとゆうのに…
隣のブースに泣きついて事なきを得たとさ
 
ホッ…
 
(更に…1日で終わるはずが、予定していた者がコロナの濃厚接触者になったとのことで、私は急遽なんと3日間もおばさんと一緒に過ごすことに!いや過ごせることに!なったのであ~る)
 
翌日再び遅番のおばさんご出勤
レジ金の件については…
う~ん…少し…反省しているようだ!
 
そして今日こそがんばる!と元気に言い放ち夕方いそいそと両替へ向かうおばさん
 
帰ってきたその顔はどこか誇らしげだ!がしかし、無い…レジ金袋を開けたらお金がどこにも見当たらないのだ!
 
「!!!」
 
おばさん両替中、他のことに気を取られ札束ごとどこかに置き忘れてきたらしいんだ!
 
早速警備へ連絡だ!
更に折り返し待ちの最中…
 
「も~わたし、自分がやんなるー」とバッグからナッツのようなものを出して食べ始めたんだ!
 
「!!!!」
 
結局、お金は両替機が飲み込んでいたらしい
 
ホッ
 
そして更に翌日のこと…
朝出勤すると金庫の鍵はもちろんきっちり開いていたそして昼前…
 
「おはようございま~す!」
 
おっと~今日はおばさんニッコニコでご出勤だぁ
 
がしかし、ひとしきりのニコニコ談話のあと…
 
オバ「あれ!?私紙袋どこやった!?」
 
私 「えっとバッグはなぜか2個お持ちでしたけど紙袋は持ってませんでしたよ」
 
オバ「えーー!今日はちゃんとしようと思ってたのにー!!」
 
どうやら出勤前に買ったベレー帽の袋をどこかに忘れてきたらしいのだ!
 
トイレかも!いうて戻るも無い
そして本日もバイト並みの出勤率で警備へ電話→でも無い
 
「もー今日はちゃんとしようと思ってたのにー!!」を10回ぐらい繰り返す
 
ひとしきりの爆笑の後
 
私 「ここへ来る前、ほかにどこかに寄りませんでしたか?」
 
オバ「絶対寄ってない!」
 
私 「ほんとうに?よく思い出してくださいよ?」
 
オバ「……あーー!寄ったわ!下だー!」
 
どこかへ走り出すおばさん
10分後、手に紙袋を持ち笑顔でご帰還
 
良かった良かった~
いうてキャッキャ喜んでいたところに何故か駅ビルの催事担当者が…
 
おばさんの名札を届けに来た…
でも…
おばさん名札してるけど…
 
詳細はこの通りだ!
おばさん駅ビルの入り口で名札紛失に気が付く→バイト以上の出勤率の警備室で二枚目の名札作る→そこに紙袋置いてくる→ニコニコのご出勤
 
そしておばさんは左右の手で名札を二枚持ちし、不適な笑みで笑いかけてくるのであった…
 
 
~これはホラーです~
 
※わたしはこんなチャーミングなカオスおばさんが大好き♡
だって、一緒にいる間中ずっと笑わせてくれるから!♡LOVE♡
 

電信柱にぶつかったことはありますか?

はい。あります。なぜならそれは歩きながら本を読んでいたから…

私は数字が苦手で、計算とスケジュール管理がほとんどできない

 そんなこともあり、予定表に予定があると緊張する

うっかり忘れないように覚えてなきゃ

 友達との飲み会や好きなライブなどは絶対忘れないのだけれど

それを楽しみにして、色々考えているうちに他のスケジュールを忘れてしまう

 とにかく他の何かに気を取られるとすっかり忘れてポカしてしまう

つい先日も…

相手からLINEが来たのは約束の1時間後

「何かの急用ですか?心配しています」

 それでも私は気付かない

「なになに~?どした急にぃ?んも~誰かと勘違いしちゃってる~♡また遊びの待ち合わせかな?さてはゴルフかぁ~?」

と思って次の瞬間

 「ちょちょちょっとまて!私だ!私、この人と約束してたんだったよ!どーしーよ」

眉毛だけを書いて慌てて出掛けたとさ

 「焦りこそ最大のトラップだぜ!」名探偵コナン先生から教わったけど今は焦れ!

焦りまくれ!相手は1時間も待ってるんだぞー!もうなんでこうなっちゃうのよーー!

のパニック

 私の周りには小学生の頃から、割り算が絶対理解できない女

漢字が読めないで授業中も堂々と飛ばし読みする女

などが居て私はその子達と仲良しだったので

 「割り算ができるなんてすごい!」

 「マンモス」のことを「マンスモン」と堂々読みしてくる女からは「頭いいねぇ~♡」と言われていた

 そして当時はそんなことより駄菓子屋であれ食べる?とか今日は何公園で遊ぼっか?みたいなことの方が重要だったので全然気にしてなかった

それに私は中卒

若い頃はガッツもあり、アナログ社会で周りと比べようがなかった

 でも最近パートに出るようになり

ひとつのことに集中すると周りが見えないことをどこに行っても指摘されるようになった

 「あなた発達障害かもね」と2店舗目の店長からも言われた

 また言われた?まさか!

とショックの後

 そ、そうなのかもー

 

あーだからかぁ!

 

今、私はカオス的なおばさんに出会う機会が増えている

 その人達に何かの名前が付くわけではないし、私自身指摘されただけで、なにもないけれど

とにかく、楽しく素敵でカオスなおばさんに遭遇する機会が最近急増している