真夜中のひとりごと

今、期間限定ショップで大福などを販売している

 

そこの経営陣が今まで出会った中で一番素敵な経営陣だったことをまずはご紹介したい。

大福、と聞くとおじいさんかおばあさんが経営しているかと思いきや、びっくり若い4人兄妹が経営していた。

ちなみに会長のお父様は高齢でもまだご健在だそうだ。

その4兄妹。

上2人は男(一番上の社長は50歳、すしざんまいの社長そっくりだ!)
下2人が女、(この姉妹も7歳差なので一番下の次女はみんなに愛され大切に育ったことが分かる天使のようなお方だ。※それでも三人の子持ちだという)

この女性陣が凄まじい朗らかさでお店を運営しているのだ!

私が店に入った次の日から
「あとは任せますね!適当にみたらしとか作って出してOKなんで!任せます~ありがとうございます~♡」

いうてそそくさと帰宅された。少しのためらいもなく爽やかだ。

兄妹間の電話を聞くと
「あ~今大丈夫?ごめんね♡忙しいのにい〇〇なんだけどさ、全然足りなくってぇ。あ、そう?やってくれる?わ~ありがと~♡ごめんね忙しいのに~うんうんありがとうね!じゃね!ありがと~♡」ガチャッ


とにかく、ありがとうから始まりごめんね挟んでありがとう終わる。
これを兄妹間でやってのけるハイレベル仏感。

更に夕方のバイトはJKなので寝てて来なかったりするが一切咎めず自分が飛んできて「も~う寝ちゃったんだ~しょーがないなあ許すか♡」ってすぐ許す。

わたしなんざ引継ぎミス、大福置き去り事件、この2週間で散々やらかしてるのに、さすがに「気をつけてくださいね!」言われるけど全然嫌味がない(何回もやってごめんさんや♡)

そしてここで知り合って週6一緒に入ってる私の相方と
「ホント素敵な人たちだよね~、朗らかさんだよね~すごいすご~い!」と夢グループばりの感動をしているのである。ほいでカウンター内で電話の真似とかして、私達だったら、俺のミスはお前のミス、お前のミスはお前のミスいうてるわ~ひゃっひゃっひゃいうて悪魔の笑いをしてるのだ。

更に日中暇なので私達はしゃべり続ける。最近私は、ホストクラブのYOUTUBEチャンネル「ローランドショー」がお気に入りで寝る間を惜しんで見ているのでローランドさんと黒崎店長の魅力を語り続ける。
「ローランドさんのホストクラブで黒崎店長指名してみたいのね…でも大福一個150円売ってるのね…行けそうもないのね…」と肩を落としては励まされたりしている。

はたまたずっと年上男性しか興味がなかった私なのに最近年下の男がかわいくなってきてる。と話したら「わかる~!」との相方は年下の韓流アイドル好きでそのグループにバイト代の全てを継ぎこんでいるというのだ。
(ちなみに高2のJKの娘を持つママさん)

そして結局「私達、母性の行き場がないのかも…」という結論になり、団子作り担当の私は、業務用みたらし団子のタレの大袋を抱えて
「は~い、うちの子なんですう♡もう最近オイタしちゃう年頃になってもう大変!でもかわいくって♡」と言うと
相方「あら~!かわいこちゃんねぇ!ほれほれほれほれ~」いうてタレの袋を赤ちゃんに見立てて遊んだりしている。

この相方も結構おヤバメのお方で天使さんに「甘いものお好きですか?」って聞かれて「嫌いです」いうてるの聞いてこっわ~言い方!やっば~と思っていたけど私も私で、
最近まで店名を勘違いして覚えてて「マルタさんで働けて幸せです~う♡」
いうたら天使ちゃんが「え?うち、店名違いますよ!?」いうてここの看板に大きく平仮名で書いてありますよね?言われて確かに袋にも大きく書いてある店名を全然違う店名(なぜかマルタ)だと勘違いしてあと残り4日で気が付く始末。テヘッ。
それを陰で聞いていた相方がお腹を抱えて笑っていた。

あぁこんなにも楽しい職場が…あと4日なんて…寂しいな…。週6も入ってたので余計だよ。

最終日は二人でお疲れ様会でもやろうかね♡